
脂溶性ビタミンの3つ目、“ビタミンE(:トコフェロール・トコトリエノール) ”は、熱や酸にも壊れないという性質をもっています。
そして体内のビタミンAやカロチン、必須脂肪酸の酸化や赤血球の溶血を防いだり、筋肉の萎縮を予防し機能を良くしたり、細胞膜、細胞質の機能を強化するという役割を担っています。
他にも女性にとっては、生殖機能を正常に保ち、流産を防止したり老化予防にも役立つという特別なビタミンとなっています。
脂溶性ビタミンの4つ目、“ビタミンK(:フェロキノン・メナキオン・メナジオン )”は、光やアルカリ、アルコールで壊れやすいビタミンですが、緑黄色野菜に多く含まれ熱に強いという性質を持っています。
そして血液凝固作用があり、骨にカルシウムが沈着するのを助けるという役割を担っています。
欠乏すると鼻血が出やすくなったり、ちょっとしたケガのときにも血が止まりにくくなったり、骨が弱くなったり胃の粘膜が弱ったりという症状が出ますが、体に必要な量の半分は腸内細菌によって合成されているのだそうです。
次に、ビタミンの中でも健康食品に用いられることの多い“水溶性ビタミン”を見てみましょう。
まず1つ目の“ビタミンB1(:チアミン) ”は、アルカリを加えて過熱すると溶けやすかったり熱にも弱いのですが、弱酸性で安定するという性質をもっています。
そして消化液の分泌を良くして食欲を増進させたり、糖質がエネルギーになるときに働いたり、神経の調節をするという役割を担っています。
水溶性ビタミンの2つ目、“ビタミンB2(:リボフラビン )”は、アルカリと強い光に弱く熱や酸に強いビタミンで目や皮膚、口内の粘膜の発育を助けて正常に機能するように働きます。
たとえば目が充血したり、目尻がただれたり、唇、口腔、鼻などの粘膜が荒れたりするときにはこのビタミンが不足していることが多いようです。
また成長促進作用も他のビタミンより強いことから、成長期の子供にとっても重要なビタミンの一つとなっています。
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